熱処理前加工は、仕上げ品質の要となります。切削加工の中心は、施盤やマシニングセンターであります。技術へのこだわりは、切削工具の再研磨にもある。例えば、精度にあまり影響しないと言われるドリルの再研磨にさえ、全サイズのコレットを用意し、アビアック社(フランス)製ドリル研削盤で同芯度維持をはかっています。熱処理前加工は、通常、施削やフライス加工で十分対応できると思われる箇所もスチューダー(スイス)5台、ユング(独)2台、ブーマー(スイス)2台、ハウザー(スイス)1台を駆使して、研削に切り換えています。欧州製研削盤の良さは、重研削に耐えて誰が操作しても目盛り通りの加工結果になることであり、設備の購入コストは、その信頼性で充分評価できます。熱処理前研削の加工精度は、熱処理後の仕上げ研削品質を向上させるための必須条件であります。

