高速切削や重研削は、素材に内部応力を蓄積させ、熱処理歪となって変形を増長させます。それを解決するために、加工に素直な材料を求めてこだわっています。素材の中心となるダイス鋼、ハイス鋼、ステンレス鋼にベストを探してテストを繰り返した結果、ウッディホルム社(スウェーデン)製が群を抜いています。やはり、コスト高ですが、一部のユーザーも評価してくれています。どうしてもというユーザーには、ヤスキハガネ(日立金属)が、納得できる品質で使用されています。
熱処理は、処理後の変形を最小限度に抑えるため、光洋リンドバーグ製真空炉1基とイオン窒化装置4基にて、社内で必要とされる全ての熱処理に対応しています。このため、熱処理前の研削精度が生かされ、焼入後は最小限度の研削取代のため、更なる精度向上が達成されます。

